2010年10月30日土曜日

買い物、それは現実逃避。カメラ買っちまった

今、とてもプレッシャーの高い仕事を1本抱えていて、高ストレスな日々を送っています。人間、ストレスが高いと、発散したくなりますよね。今の私にとって、その発散は、どうやら酒量の増加と衝動的買い物に帰結していることに気がつきました。

今週は、プログレのCDを3枚買いました。どれも昔ヘビーに聞いてたアーティストの新譜。とはいえ、今の私はインド音楽萌えなので、買ったけどあまり聞かない。たぶん。


ブライアン・イーノの新譜「SMALL CRAFT ON A MILK SEA」。正直、前作のボーカル入りのアルバムの方が良かったですが、これはこれでイーノ先生印全開。しかし、ストレスが高い状態で聞くと、ストレスが増幅されるので要注意です。


ジ・オーブ&デビッド・ギルモアの「METALLIC SPHERES」。全2曲。アナログ時代のA面1曲、B面1曲というプログレッシブ(本来の意味と逆転している)なアルバム。イーノのアルバムと逆に、テンションは緩みますねえ。


デビッド・シルビアンの「SLEEPWALKERS」。ジャケ買いしちゃいましたが、デビシルもなーんも変わってない。


そして、今週の一番デカイ買い物はこれ。LUMIXのGF1パンケーキレンズセット。上のCDジャケット3点で筆おろししましたけど、実力の評価はまた後日。Panasonicのカメラは初めて買いましたが、いろいろ独特の規格がありますねえ。USBとかバッテリーとか。

買い物、それは現実逃避。
買い物、それはストレス発散。
買い物、それは後悔の始まり(かもね)。

あ、そうそう、今日は我が家のトイレにウォシュレットが装着されました。これは自分で買ってません。大家さんからのプレゼント。

2010年10月25日月曜日

東京湾岸反時計回りの週末 その2 行徳→船橋IKEA

行徳駅から徒歩5分、「山岡」に到着しました。普通の住宅にしか見えないお店です。ここは、基本的に金・土・日しか営業していません。食べログにも載っていません。ハイアットリージェンシーの総料理長をしていた山岡洋氏が、自分のペースで営む薬膳料理の店です。

ロケーションとお値段の関係で、年に1〜2回ほどしか来られませんが、ここでの食事はいつも感動を覚えます。今日は一皿だけご紹介。


冬瓜の寄せしんじょう カニの卵ソース。本日の5皿目にして、最大のハイライトでした。冬瓜の中には魚のすり身が入っています。赤いスープにはカニの卵がみっしり。ここの料理は、濃厚な風味なのにさっぱりしていてとてもヘルシー。今日も感動。

翌日、ランチは同じく行徳の独一処餃子。昨夜とはうって変わって庶民的な店ですが、これがまた実力高し。


あさりの水餃子、ピリ辛焼き餃子、もっちりで肉汁たっぷり。締めは、豚のガツと野菜入り麺。濃いめのスープで、クセになる系の味です。葛西に本店があるようですね。


ランチの後は、腹ごなしに南船橋のIKEA。実に久しぶりで、最後に来たのは3年ぐらい前だったか。写真のペンダントランプが999円、ACケーブル用のタップが2個で999円、ワイングラスが1脚299円、そして、マグカップが1個79円、相変わらず安い。


断捨離中の我が家ですが、ついつい値段に釣られて買ってしまう……。でも、買うのは細かいものや消耗品ばかりで、家具はなかなか欲しいものがない。デザインはいいけど、素材が今ひとつなIKEAです。3年後にまた来よう。電球買いに。

2010年10月24日日曜日

東京湾岸反時計回りの週末 その1 羽田→海ほたる→富津

この週末は、東京湾をぐるりと回るドライブでした。土曜日の午前中に出発し、まずはオープンしたての羽田空港国際線ターミナルへ。首都高速湾岸線の羽田空港出口で降り、第1&第2ターミナルへと向かう分岐を左側へ。「環八方面」だった道路表示に「国際線ターミナル」と加わっています。

モノレールを横目に見ながら結構な距離を走ると、ピカピカの国際線ターミナルが現れます。駐車場は7階建てでかなりのキャパシティがありそう。料金は、30分ごと150円、24時間1500円と、第1&第2ターミナルと同じ値段のようです。成田は民間の駐車場が1日500円程度で停められますから、「自家用車で空港派」の方は、羽田便を選ぶか成田便を選ぶか悩ましいところですね。羽田は民間の駐車場もそれほど安くない上に、空港からだいぶ遠いですから。


さて、駐車場から国際線ターミナルへと連絡通路を歩いてみると、驚くほど早くターミナルビルに到着します。国内線のように、駐車場とターミナルビルの間を隔てる道路はなく、ビルに隣接しています。もっと驚くのは、京浜急行とモノレールがターミナルビルに乗り入れていること。とりわけ、モノレールの駅の近さは感動的ですらあります。おそらく、モノレールの改札を出てからチェックインカウンターまで1〜2分ぐらい。それほど近い。上の図面を見るとその近さが分かりますが、実際にターミナルへ行ってみると、すぐそこをモノレールの車両が走っていて感動的ですよ。自家用車より、モノレール(or京急)の方が断然便利。

それにしてもモノレールの車両は、あの段差だらけの座席レイアウトを何とかして欲しいものですが。


オープンからまだ日が浅いこともあって、チェックインカウンターはガラガラですが、上のフロアにあるお店やレストランは見学客で見事にごったがえしています。


古い日本の町並みを再現した「江戸小路」というアーケードはご覧の状態。ちょうどお昼時だったので、ここでランチをと思いましたが、どの店も大行列だったので早々と撤収して国内線ターミナルを目指します。しかし、ターミナル間無料連絡バス待ちの行列がまた凄いので(皆、考えることは同じだね)、早々に空港を後にして、海ほたるへ向かうことにしました(次の目的地は富津です)。

海ほたるの駐車場もけっこう混雑してましたが、どうにか車を停めて、フードコートで磯海苔塩ラーメン700円なり。


うーむ。フードコートじゃ、致し方なしか。

フードコートの外で売ってるあさりまんが割と人気でしたが、海ほたるには、もっと何か名物が必要ですね。中央道のサービスエリアなんかに比べると、ちょっと寂しい。

海ほたるの後は、館山道を走って富津金谷の海辺の湯へ。東京湾を見ながら露天風呂につかり、黄金アジの干物など買って行徳へと向かいます。かつて、CXの「料理の鉄人」で、フレンチの鉄人に勝った山岡洋氏が営む中華料理店「山岡」に行くのです。

2010年10月23日土曜日

MacBook Air、早速ゲット その2

新MacBook Air(以下MBA)のインプレッション、その2です。旧MBAから新MBAへのデータ移動が、WiFi経由で18時間と表示されました。昨日の夜寝る前に移動を始めて、朝起きたら残り10時間となってました。ということは、会社に行って、帰宅したら終わってるはず。

そして帰宅。はい、ちゃんとデータ移動は終わっていました。Apple的には、ここは今後の課題ですね。100GB程度の移動なら、FireWire→USBの時代は3〜4時間ぐらいでできていたはず。今日はWiFi時代なのでWiFi経由がデフォルトですが、さすがに18時間はあり得ないですよね。


新MBA、起動ボタンはF12キーの隣に移動されてます。キーボードの一部になってる。これは案外画期的変更かも。

そのほかの物理的な変更点ですが、まずはモニターに向かって右側側面。


ミニ・ディスプレイポート、USB、その下の細長い穴はSDカードスロット。一連のスロットがヒンジなしでダイレクトに使えるようになったのは嬉しいですね。続いて左側。


充電のポートが地面に対してフラットになりました。旧MBAは下向きに角度がついていました。こちらにもUSBポート、その下にイヤホン、マイク。

さてさて、肝心のスペック方面。「早くなった」と評判の起動時間はどうでしょう。旧MBAと同時にパワーオンしてみます。

新MBA……26秒
旧MBA……2分06秒

もう圧倒的です。5分の1。そもそも、私の旧MBAが2分以上かかるのが問題なのですが、b-mobileの接続ソフトとかScanSnapとか起動項目が多いので、立ち上がりが異常に遅い状態でした。同じ内容を新MBAに移動してこの時間短縮ですから、アプリの少ないまっさらな状態なら、もっと早く起動できるのは間違いありません。

アプリケーションを動かしてみると、CPUのスピードも速い。今までのMBAから比べると別世界。まあ、早くなったというよりは、人並み(普通のMac並み)になったということかも知れませんが。

ところで、新MBAにはディスクが付属してません。OSのリカバリーはこのUSBスティックで行います。使ってみたいですねえ、できれば使いたくないけど(どっちだ?)。


以上、新MBAからの初エントリーでした。新OS(Lion)も楽しみですねえ。

2010年10月21日木曜日

MacBook Air、早速ゲット

今日、MacBook Air(以下MBA)の新型が発表されました。もともと私は旧型MBAを母艦として使っていたのですが、その薄さ、携帯性のよさの一方で、CPUが遅いとか、HDDの容量が少ないという不満も持っており(あと、トラックパッドをタップした時の感度が今イチとか)、新たにスペックの高いMBAが出たら即買いだよなあとは漠然と思っていました。

本日未明のAppleのカンファレンスで、ジョブズが新型MBAを発表したわけなんですが、ツイッターなど見ると、日本のAppleストアでもすでに売っているとの情報が。それならと会社の帰りに銀座のAppleストアに行ってみると、店内は大混雑。そして、ディスプレイコーナーにありました、新型MBA。テレビの取材も入っていて、MBAのコーナーはかなりの熱気です。一応、実機を触ってから購入などと考えていましたが、その混雑ぶりを見てレジへ一直線。「MacBook Air、13インチの256GBは在庫ありますか?」「ありますよー」てなわけで、早速お買上げです。

支払い後に、MBAコーナーをもう一度覗きましたが、11.6インチモデルにもなかなか惹かれますね。実にコンパクトで、Macぽくないサイズ。ストレージの容量さえ気にならなければ、かなり魅力的なモバイルマシンです。

さてさて、13インチバージョン、旧型と新型を並べてみました。





写真で見るとほとんど変わりませんが、右側の新型の方が、地上高が若干低く感じられます。フタを開いてみるとこんな感じ。





これまたほとんど変わりませんが、トラックパッドの下にクリッカブルな横バーがあるのが旧型(左)。新型は、トラックパッドエリア全体がクリッカブルです。それから、新型はボディとモニターの間のヒンジが黒くなってますね。

画面にも表示されていますが、ただいま旧型→新型へデータの移動中。WiFi経由の移動で、終了するまで18時間以上かかるとのこと。なので、今日のインプレッションはここでおしまいにしておきます。まずはデータの移動っと。

2010年10月19日火曜日

映画「ソーシャルネットワーク」は21世紀の青春映画

世界最大のSNS、フェイスブックの誕生と、それを創設した天才プログラマー、マーク・ザッカーバーグ周辺の人々(ハーバード大学の学生たちや、シリコンバレーの会社転がし屋)を描いた話題作「ソーシャルネットワーク」を試写で見てきました。

一言でまとめるなら、「2000億円持ってるけど、友だちが3人しかいない男の話」。これがなかなか良くできてる。

監督は「ファイトクラブ」「パニック・ルーム」のデビッド・フィンチャー。プロデューサーがスコット・ルーディン。ルーディンは「ノーカントリー」でオスカー作品賞を手にしていますが、他にも「チーム・アメリカ」や「スクール・オブ・ロック」や「ズーランダー」「ロイヤル・テネンバウムス」などなど、手がけた映画は業界人を唸らせるものが多い。

ルーディンとフィンチャーが組むのは初めてなのですが、この2人の名前だけで、ある程度中身は保証されたと思って間違いないでしょう。余談ですが、エグゼクティブ・プロデユーサーにケビン・スペイシーの名前がありました。恐らく出資してるんでしょうね。さぞやいい投資になったことでしょう。

さて、全米では公開と同時に大絶賛の嵐。早くも今年度のオスカー最有力候補に祭り上げられています。「現代の『ゴッドファーザー』だ」という評論も飛び出しているほど。

ちょっと待ってください。この映画にはドン・コルレオーネみたいな重厚感あふれる人物は一人も登場しないし、描かれる人々は、血縁をよりどころにする組織とは相反する人たちです。しかも、映画の中で人は死なないし、拳銃も出てきません。いくらなんでも「ゴッドファーザー」は比較の対象として間違っています。

この映画は青春映画です。今時の若者を、しかもとびきりの大金持ちになった若者を描いたスパイスたっぷりの青春映画。

かつて青春映画は、思春期の男女が惚れた腫れたして、スポーツや学業で一定の成果をものにする高揚感・達成感を描くものでした。ところが「ソーシャルネットワーク」の主人公は、学生時代に起業して、株式の時価総額を高めて大金持ちになる。それも、億万長者(ミリオネア)どころの金持ちでなく、1000億長者(ビリオネア)というケタ違いな大金持ちに。

サクセス・ストーリーであるとはいえ、一昔前のアメリカン・ドリームや少年ジャンプ的な「努力・友情・勝利」といったレベルのものではなくて、「裏切り・訴訟・M&A」といった、とてもキナ臭いイベントに彩られたストーリー。高揚感・達成感がややねじれているさまが21世紀的です。

そして、この映画は主要キャストがみんな素晴らしい。まず、主演のジェシー・アイゼンバーグ(マーク・ザッカーバーグ役)。華のないルックスで、とても映画で主演を張るような俳優ではないのですが、「ゾンビランド」と本作の主演で、今年はすごい当たり年になってます。感情を露わにしない、ギークで不遜な感じが秀逸です。

アンドリュー・ガーフィールド。彼は、「スパイダーマン」の新シリーズで主演を張ることが決定しています。マーク・ザッカーバーグとフェイスブックを共同で創設したエドゥアルド役。学生にしては小金を持ってるけど、才能もカリスマもない共同経営者。尻すぼみな情けない役柄を好演し、観客の同情を買うことでしょう。これなら、スパイダーマン(=ピーター・パーカー)役も大いに期待できます。

そして、ジャスティン・ティンバーレイク。ナップスターの創業者という、成功者なのか犯罪者なのかよく分からないうさん臭い役柄にハマリすぎ。時間にルーズだが押しは強い音楽業界人現代版といった風情で、これまでの(そして今後も)彼のベストアクトでしょう。ひょっとしたらオスカー助演賞まであるかも知れない。

そしてボート部の双子の兄弟! この映画最大のサプライズかも知れません。この双子、実は双子の俳優ではなく一人二役なんだそうです。つまり、双子の片割れはCG。CGつか、コピペですね。

日本では、東京国際映画祭のオープニング作品になってます。一般公開は来年の1月。IT業界周辺の皆さんは、間違いなく必見です。

曲名は言いませんが、エンディングに流れるビートルズ・ナンバーにシビれました。声を出して笑ってしまいましたよ。

2010年10月13日水曜日

八甲田、そして恐山

3連休は、青森に帰省しました。土曜日の朝出発です。飛行機・ホテルともに混んでいて、けっこう前に予約したのに、羽田→青森便は正規料金の席しか買えず(帰りの三沢→羽田は割引の席が買えた)、ホテルも青森市における定宿JALシティが満室だったため、リッチモンドホテル青森という宿に初めて宿泊。

青森空港でレンタカーをピックアップ。今回はトヨタをパスして、マツダレンタカーでデミオです。八甲田山の酸ヶ湯温泉を過ぎたあたりで、きれいな紅葉に出会いました(写真)。その後奥入瀬渓流→十和田湖と足を伸ばしましたが、この辺りは10月30〜31日あたりがピークのようで、葉っぱの色づき具合は今一歩。


夕食は、これまたいつもの焼き鳥屋が臨時休業で、食べログで見つけた鳥清という焼き鳥屋へ。


飛び込みで入るにはなかなか勇気のいるロケーションでしたが、口コミを読んでいたので特に躊躇なく突撃。写真の「ミックス焼」は驚きの650円です。コストパフォーマンスが素晴らしい。

日曜日の朝食は、いつものおさない食堂。ここはほたてフライが名物ですが、朝からフライは食べたくないので、今日はすじこ定食700円。めーな。



その後軽く買い物などし、新しくて部屋も広くてなかなか良かったホテルリッチモンドをチェックアウト。昼食は、大野のしもばしらで蕎麦にします。

青森市では、会心という蕎麦屋とこのしもばしらが一茶庵系の双璧とのこと。会心は何度も行ったことがあるのですが、今回しもばしらは初訪問です。にしん棒とそばがきを粛々といただき、締めはせいろ。そしてビックリ。蕎麦の美味さに感動です。ただ、つゆがかなり甘めなので、ここは好みが分かれるところでしょう。


この店の並びには、出し屋五丈軒というラーメン屋もあり、なかなかつぶしの効くランチストリートです。駐車場がいっぱいなら、向かいのヨーカドーに停めればオッケー。

日曜の夜は下北の実家に泊まり、ようやく晴れた月曜に、薬研温泉→恐山とドライブです。恐山はもの凄い人出。残念ながら、帰りの飛行機まであまり時間がなかったので、入山せずにお土産屋を覗いてすぐに撤退したのですが、秋のお祭りのタイミングだったらしく、境内ではイタコの口寄せなど目当ての客で大賑わいだった模様。


恐山らしくない抜けるような青空と、辺り一面に立ちこめる硫黄の臭い。ここはいつ来ても凄い。パワースポットならぬスピリチュアルスポット。ほんの短時間ですが、久々に堪能しました。


この日の昼食はむつ市の大國らーめんにて。大國醤油、650円。テーブルには追加用の魚粉とかあるんですが、デフォルトでも十分な魚臭さです。味濃いよ、青森。

2010年10月7日木曜日

香港でSIMフリー 3日目

香港の電脳バッタ屋を覗くと、売られているiPhone4の箱の大きさがまちまちなのをよく見かけます。ビニールの梱包もいい加減で、恐らく中身は中古品なのでしょう。店先にも「iPhone高価で買い取ります」という張り紙をたくさん見ますので、中古マーケットはけっこう賑わっているんだと思います。


ところで今回香港でiPhone4を買ってみて、箱の大きさの謎が解けました。左が日本の箱、右が香港の箱です。要するに電源コンセントの大きさの違いですね。BF型のプラグは大きいので、その分日本のよりも箱が大きくなると。


さてさて、iRobotも開封しました。iPadと並べてみるとよく分かりますが、7インチは実にいいサイズです。手のひらを広げて、片手で持てます。電話にも使えそう。


しかしこの端末は、iPadに慣れてしまうと、まともには使えませんね。起動が遅すぎるし、動きもかなりモッサリ。そして日本では、充電の際にBF型プラグをA型に変換する必要があります。


こんな感じで(アダプターはサンワサプライ)。それはさておき、この端末、何に使おうかしら。ベッドでツイッター見たりメールチェックしたりとか? いずれにせよ、7インチは本当に手頃なサイズ。iPadも早くこれぐらいのサイズを出して欲しいものです。

そんなこんなで、オッサン2人の香港電脳ツアーは無事終了。次回の香港は、拡張後の羽田便にチャレンジですね。

最後に、香港でiPhone使える人にオススメのアプリをご紹介。「MTR Mobile」というのがそれ。香港の地下鉄(MTR)の路線図アプリですが、同内容の「メトロナビ香港」というアプリが有料(115円)なのに対し、こちらは無料です。内容的にはほとんど一緒。


あとは「iWeather HK」「HK Free Wifi」あたりが使えると思います。iTunes Storeで探す場合は、「HK」というワードで検索すると、色んな香港系アプリが出てきますのでお試しあれ。

2010年10月6日水曜日

香港でSIMフリー 2日目

まずは朝飯。昨日買ったone2freeのSIMを、b-mobileのルーターに仕込んで出かけます。これだと、2人同時にパケットが使えます。しかも、日本で使っているSBのiPhoneがそのまま使えるので何かと便利。ただし、誤って3Gのパケットをつかまないように、機内モードに設定した上でWiFiオン。香港では、地下鉄(MTR)の中でもビンビンにパケットが受信できます。

朝飯は、食品市場の4Fにある妹記という屋台のような粥屋にて。ピータンと豚肉の粥、21HKドル。


朝食が済んだら、旺角を後にしMTRで深水歩へ。ここには黄金電脳商場と高登電脳中心という2つの電脳モールがあります。ここに来るのは10年ぶりぐらいです。


10時半頃に現地に着いたのですが、お店が2〜3軒しか開いていません。警備員に聞くと、あと1時間ぐらいしたら開くよとのことで、近所をぶらぶらしながら時間調整。

12時ぐらいに戻ってきたら、お店はちゃんと開いてました。パーツ屋などひやかしながらiRobotを探しますが、なかなか置いてる店がありません。昨日、旺角の先達広場でも1台も見かけなかったので、かなり品薄になっているのか、あるいは市場から駆逐されたのか。仕方ないので、ケーブルとかSIMゲタなど適当に買って、ぼちぼち撤退しようかと思ったところ、ありましたありました。


1280HKドルとは、思ったより高い。8月の時点で、1000HKドル以下で手に入るという情報でしたが、品薄ってことは値上がっているということなんでしょう。もう1軒、1080HKドルの店もその後発見し、合計2台ゲット。

昼食は、九龍城方面へタクシーで移動し、人気の潮州料理の店・創發潮州飯店へ。数年前に食中毒を出した時に、まったく人気が衰えなかったという伝説の店。豆腐の揚げたの(写真)とか、白菜の餡かけとか、たらふく食ってお腹いっぱい。


夜は銅鑼湾へ繰り出し、おしゃれ雑貨&家具屋GODなどでショッピング。ここで見かけたiPhone/iPod用のスピーカーが気に入りました。iTamTamという商品で、椅子としても使えます。音はまあまあですが、値段が4万7000円ぐらいとそれほど高くない。スピーカーとしてでなく、椅子として買うってことでしょうか。屋外で使うのに良さそうです。日本に帰ったらネットで探してみよう。


そういえば、iPhone4のSIMフリー版ですが、量販店のブロードウェイでは品切れており(WiFi+3GのiPadも品切れ)、ブロードウェイの並びのカメラ屋で、定価より少し割高になってるものを買いました(32GBで7万5000円弱)。香港では、iPhone4もiPadもまだ「発売直後」な状態。人気も高くて、完全な売り手市場でしたね。

2010年10月5日火曜日

香港でSIMフリー 1日目

週末は香港に行ってきました。別にブラリと行ったわけではなくて、以前から行くことは決まっていたのですが、夫婦2組・4人で行く予定が、奥方たちが続々脱落して結局オッサン2人旅になってしまった。

男2人なら、もう夜総会、いや電脳街で大暴れです。今回の獲物はSIMフリーiPhone 4にiPad。そして、バンコクで買い損ねたアンドロイド端末のiRobotあたり。なので、宿も尖沙咀や銅鑼灣ではなく、敢えて旺角にホテルを選びました。せっかくなら、旺角で一番高い(値段でなく、地上高が)ホテルにしようと。


香港に到着した10月1日は国慶節。日本で言うところの建国記念日です。尖閣諸島の問題で日中関係は火種がくすぶっていますが、香港ではそれ関係の動きは何もありません。日本人でも安全に旅行が可能です。そんなことより、現地は大型連休だそうで、とにかく人が多すぎ。電車の中も町中も、とにかく人々でごった返しています。

チェックイン後、旺角の電脳街・先達広場や量販店のブロードウェイなどうろついて、軽くロケハン。Apple製品は値段チェックだけして、取りあえず、現地でのパケット通信用にSIMをゲット。CSLのone2free NEXTというデータ通信専用、100HKドル(約1100円)のプリペイドで、30分、1時間、1日という具合に小刻みに使えます。1日は38HKドルなので、2.7日ほど使用可能(使い放題)。今回の滞在は2泊3日なのでちょうどいいプラン。スピードも7.2Mbpsと高速です。

香港はこれ以外にも、PCCWや、3(ハッチソン)、Smartoneなど、SIMフリーのiPhoneを持っていればいろんなキャリアが選べます。キャリアのショップに飛び込んで、自分の持っているiPhoneを見せて「プリペイドのSIMをくれ!」と言えば、まあ何とかなる世界。1年前は、パケット通信用のSIMはなかなかゲットできなかったわけで、iPhoneの普及がキャリアの商品構成を劇的に変革している感じを受けます。


夕食は、夜でも点心がメインの倫敦大酒樓にて。庶民的な店で、特に感動はありませんが、値段もリーズナブルで悪くありません。観光客ではなく、地元の人々がたくさん来ている感じ。

夜にはビクトリア湾で国慶節恒例の花火大会。半島側、島側合わせて25万人の人出だったそうです。我々はホテルの部屋から高見の見物。


9時に始まった花火大会は、20分あまりで2万3000発以上を打ち上げたんだとか。ビルのてっぺんに咲く花火、こんな目線からはなかなか見られませんよね。来年は、もっと海に近い高層ホテルを狙ってみようかしらん。