2017年1月11日水曜日

パケよさらば それでもキューバでアプリを使い倒す

キューバでは、旅行者が便利に使えるSIMはありません。なので今回、武器がない。「武器よさらば」ならぬ「パケよさらば」状態。私のiPhoneはネットに常時接続できませんが、それでも便利に使えるアプリがあるんです。


キューバで使うアプリをフォルダにまとめます。ちなみにここでご紹介するアプリは、キューバ以外の国でも使えるものばかり。

まずは「MAPS.ME」。これは、オフラインでも使える地図アプリです。今回、もっとも活躍したアプリがこれ。


オフラインで使うのが前提なので、訪れる都市や国の地図を「予めiPhoneにダウンロード」しておきます。ここ大事。

キューバの地図は41.5MBです。早速ダウンロード。


この地図アプリでは、GPSを使って現在地を測定します。なので、iPhoneの設定で「位置情報サービス」をONにしておくのを忘れずに。「設定」→「プライバシー」→「位置情報サービス」→「ON」でOK。

はい、これでパケもWiFiもなしで、キューバのどこにでも行けるようになりました。


この画面は、私たちの泊まっているホテル・パルケ・セントラルから、ヘミングウェイの定宿、ホテル・アンボス・ムンドスまでの徒歩による道順と所要時間を調べた結果です。

キューバ全土をカバーしているので、カーナビとしても利用可能。世界中の国で使えます。なんと、北朝鮮の地図もダウンロード可能です。

Googleマップでも、地図をダウンロードしてオフラインで使える機能はあるのですが、残念ながらキューバの地図はダウンロード対象外。なので、現地でナビがわりに使うなら、このMAPS.ME一択ではないかと。

このアプリは無料アプリです。地図のダウンロードも無料です。どんなビジネスモデルなんだ?

▼MAPS.ME
iOS版
Android版

次は「Tripadvisor」のアプリ。


Tripadvisorは超有名な旅行クチコミサイトなので、ご存知の方も多いと思います。

このアプリも、主要な都市の情報はダウンロード可能なんです。ただし国単位でなく都市単位です。キューバの場合、ハバナのデータのみダウンロード可能です。


ハバナのデータは40MBです。

これで、ハバナ市内のレストランやホテルや観光地のデータは、オフラインの環境でも閲覧可能になります。ユーザーレビューも読めますから、「ハバナでレストランを探す」のにめっちゃ役に立ちました。

▼Tripadvisor
iOS版
Android版


Tripadvisorと同様の機能を提供するアプリが、「Google Trips」です。これは2016年の9月にリリースされたばかりのアプリ。


こちらも、行き先に「Havana」を選び、データをダウンロードすることができます。

Tripadvisorに比べると、レストランなどのレビューの数は少なめですが、1日観光のモデルコースなどもあって意外に便利。「Tripadvisorアプリとの併用」がオススメです。

▼Google Trips
iOS版
Android版

続いては翻訳アプリ。

キューバは、英語があんまり通じません。ホテルやレストラン以外では、数字すら英語で伝わらない。

そんな国では、私の旅行記でも過去に何度か紹介した「Google翻訳」を使いましょう。「スペイン語の辞書をダウンロードしておく」のをお忘れなく。


カメラモードや手書きモードを使う場合は、「スペイン語→英語」で利用することをオススメします。

本当に英語が通じないので、最低限のスペイン語は覚えておくに超したことはありません。

例えばレストランでお酒を頼むのに、「モヒート」「ダイキリ」は問題なく通じるんですが、「White wine」「Red wine」が通じない。ハバナ滞在2日目に「Red wine」って頼んだら白ワインがやってきたことがあったw。なので以後は「Vino blanco」(白ワイン)、「Vino tinto」(赤ワイン)を覚えて使うようにしてました。

▼神アプリ ロシア語→英語 サクサクと

▼Google翻訳
iOS版
Android版

次回、ハバナ滞在初日。例によって町をざっくり把握することにしましょう。

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