2017年8月14日月曜日

FreetelからY!モバへ引っ越し。格安SIMは、料金も大事だけど速度もね

格安SIMもだいぶ世の中に定着してきましたが、事業者ごとに評価も移り変わってきている今日この頃です。

私の場合、昨年(2016年)の8月に自宅の引っ越しを行ったのがきっかけで、その際に自宅の光ファイバーをソフトバンク光に、さらに携帯電話のキャリアをFreetelに引っ越しました。

ちょうど1年が経ったタイミングで、不便を感じるようになったのがFreetelです。パケットがこのところ激オソで、ちょっと我慢ならないレベル。

ある日の文京区本郷三丁目におけるスピードです。お昼時ですね。


あり得ない。メガ以下です。こりゃアカん。

エントリの最後にリンク残しておきますが、格安SIM事業者21社の速度比較の記事など読むと、どうやらワイモバイルがもっとも速いみたいです。

乗り換えを検討するにあたり、まずは料金を検証しておきましょう。2017年7月の自分のFreetelの利用料がこちら。


はい、9358円。「え? けっこう高くね」って思った方も多いでしょう。

実はこれ、4回線分の合計なんです。Freetel4回線で1万円弱。ブレイクダウンしてみましょう。


一番上の「326円」というのは、iPad(セルラーモデル)で使用しているデータ専用SIM。「使った分だけ安心プラン」ってコースで、使ったパケットデータが100MB以内だと月額299円なんです。これに消費税とユニバーサルサービス料が加算されて326円。まあ、ほとんどWiFi環境で使っているので、パケは100MB以内に収まっているのでこの金額。

2番目の「1082円」、これは同じく「使った分だけ安心プラン」のデータ+通話可能なSIM。アンドロイドスマホで使用しているSIMですが、こちらもほとんどがWiFi利用な上に、通話することもマレなので、この金額。

この2枚のSIMはエマージェンシー用というか、バックアップ用って感じでキープしているのですが、先のパケットが遅い件に関しては共通の問題をはらんでいるので、いずれ引っ越し(MNP)も検討することになると思います。

そして3番目の「3022円」というのが、私がメインで使っているiPhone7(SIMフリー機)の利用料金です。毎月、ほぼ3000円。パケット利用量はだいたい1.5GB周辺。自宅も会社もWiFiですから。そんなわけで、料金的には大満足のFreetel「使った分だけ安心プラン」なわけですよ。問題はスピードなのね。

このSIMをMNPしてY!モバに引っ越すことにします。

ちなみに、4番目の「4928円」というのは、私の母親のiPhone4s(SIMフリー機)です。パケットは月に20MBぐらいしか使わないのに、電話をけっこう使うのでこんな金額になってしまいます。まあ老人だからしょうがないね。そしてこちらのSIMも、次に実家に帰省するタイミングでY!モバにMNPする予定です。なぜなら、Y!モバは10分以内の通話は、何回かけても無料(基本料金に含まれる)なのです。


まずはFreetelにMNPの申し込みをします。ネットでやります。ここで注意しなくてはいけないのが、「SIM解約」ボタンをタップするのではなく、「メニュー → お問合せ → FREETEL SIM・フリモバ → MNP予約番号の発行」と手続きすること。「SIM解約」ってのは、「契約を終了して、その電話番号はもう使わない」という意味なんですね。

3大キャリアと違って、Freetelでの転出届けは極めてあっさりです。Web上で簡単に手続きできます。オペレーターによる引き留め工作もなければ、MNPの理由を問うようなアンケートもありません。登録したメールアドレスに、「MNPを承りました」旨のメールがまず届き、「番号の発行には3日ほどかかる」予定が、12時間後にはMNP予約番号がメールで届きました。グッジョブ、Freetel!

さあ、予約番号を握りしめて、自宅近所のY!モバショップに突撃しましょう。11時の開店とともにGO! Y!モバショップはいつも空いてます。客がいるの見たことないw


私が想定していたプランは、「スマホプランS」というコースです。1年目は月額1980円。データ通信は2GBまで込み、音声通話は料金内で無制限(ただし10分以内)。2年目から、月額2980円になるようです。2年しばりになっていて、2年未満の解約は1万円のバイオレーション。

なるほど、安い。しかし、ショップのおニイさんに色々話を聞くと、やはりトラップが設置されていました。

最初の1カ月は、「スマホプランM」での契約になる(月額2980円。ただしパケは6GBまで使える)
最初の1カ月は、「故障安心パックライト」に加入しなくてはならない(月額500円)
最初の1カ月は、「Enjoyパック」に加入しなくてはならない(月額500円。初月無料)
データ通信は2GBまで使えるが、実はデフォルトが1GBであり、「500MBのデータ追加を2回行う」ことが無料になっている(設定で自動化可能)

なーるほどね。

まあ、1年前にソフトバンク光を契約した時のトラップの凄さに比べたら、全然チョロいレベルなので、1カ月後の(正確には9月1日から31日の間にやればよい)自力でのオプション外しを忘れないようにiCalに登録し、契約を終了します。

そうそう。ソフトバンク光と契約していたおかげで、このY!モバの契約は500円割引になりました。月額1480円!


結果、Y!モバに支払う料金は下記の通り。8月13日に契約したので、8月は日割り計算。事務手数料が3000円かかります。

8月:6194円(税込み)
9月:3218円(税込み)
10月以降:1598円(税込み)
これ以外に、FreetelにMNP番号発行代で4000円払います。

留守番電話は、録音されたのを聞くときに30秒20円です。月額料金はかかりません。

あと、テザリングは可能です。無料ですね。エラい!

さあ、料金はさておき、スピードはどんな感じなのよ? 契約を完了し、Y!モバのショップ(新宿区)内でSpeed Test。


げげげ。何この速さ! メーター振り切ってる。Freetelの200倍速いw

翌日、恵比寿で測ったのがこれ。


まあ、お盆時期で町に人が少ないとはいえ、かなり驚異的です。とても格安SIMとは思えない。つか、Y!モバイルって格安SIMなの? どういうコンセプトなの? MVNOじゃないもんね。

なんか、FreetelからY!モバって、CFキャラ的には佐々木希から桐谷美玲に乗り換えるってことですが、タレントのグレード的にもランクアップしている感じが面白い。

これが、ソフトバンクになると上戸彩になるんだよなあ。CFにおける芸能人のヒエラルキーって、絶妙にバランス取れてるよね。

ちなみに、Y!モバのSIMをソフトバンクのiPhoneに入れると、通話は出来るがパケはダメだそうです。Y!モバSIM買う人は、SIMフリー端末がマストです。

それから、いまWebでY!モバSIM買うと、1万円〜1万5000円のキャッシュバックが受けられます。店舗ではこの特典がありませんのでご注意を。

あと、Y!モバはAPNの設定が若干面倒。当該ページに辿り着くまでが面倒くさい。最終画面はここ。これ、自分のための備忘録。
http://www.ymobile.jp/service/others/simonly/config/index.html

ついでに、このタイミングで0simは解約したよ。So-netのSIMね。

そんなこんなで、Y!モバイル生活が始まりました。また1年ほどしたら、レポートしたいと思います。

▼格安SIM(MVNO)21社の通信速度比較 2017年8月版 LINEモバイルが失速、ワイモバイルが一人勝ち状態
https://creatorclip.info/2017/08/mvno-speedtest-2017-08/

▼Y!モバイル SIMカード
http://www.ymobile.jp/lineup/index.html?category=sim

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